architect/代表者経歴 藤木 隆男(ふじき たかお) 建築家/ 株式会社 藤木隆男建築研究所代表取締役 1946年 山形生まれ 1969年 東京都立大学建築工学科卒業 1971年 坂倉建築研究所入所 1990年 藤木隆男建築研究所設立 1995年 東京都立大学助教授 2002年 芝浦工業大学特任教授 2005年 明治大学客員教授 2007年 日本女子大学非常勤講師 |
『謹賀新年2020』 あけましておめでとうございます。 昨年1年間、私たちの事務所には多くの出来事がありました。長年取り組んできた長崎の「児童養護施設」が完成し、神戸の「神学校」が起工、8月には大阪の「母子生活支援施設」が竣工しました。この間に、年号が「令和」に代わり、弊社事務所を住み慣れた杉並区永福町から調布市飛田給へ移転しました。そこは、「味の素スタジアム」の真向かい、甲州街道に面したスモールオフィスです(写真)。その後、千葉県松戸市の「重症身体障害児/者レスパイト施設」の計画がスタート、続く年末にかけて、川崎市の「カトリック教会」の設計者選定プロポーザルコンペへの応募など、当面する様々な課題に脇目も振らずに取り組んできました。 年始にあたり改めて考えてみると、2020年は弊社設立から30年目にあたります。ここで立ち止まり、創業の精神;「その時そこにそのようにしか生成しえない建築の最適解の発見」を点検し直したいところですが、日々の活動に一瞬のゆるみも許されないこともまた自覚しています。したがってここは、「未来へは後ずさりしながら入ってゆく」というP.ヴァレリーの言葉を噛みしめつつも心機一転、新たな歩みを始めたいと思います。 皆様本年もよろしくお願い申し上げます。
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